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外構工事の期間はどれくらい?タイプ・構造物別に必要な期間を紹介

カレンダーと工具で外装工事の期間はどれくらいかかるかを示すイメージ

 

家を新築する際、外構やエクステリアの工事にかかる期間を把握しておかないと、入居日やローンの審査に間に合わないなどのトラブルに見舞われるおそれがあるため、注意が必要です。そこで本記事では、外構工事に必要な期間はどれくらいであるか、タイプや構造物別にご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

一般的な外構工事の期間

一般的な住宅建設に合わせて外構工事を行う場合の工期は、約2週間~1か月程度です。ただし、外構のスタイルや構造物の内容によっては、さらに時間がかかる場合もあるので、詳しい工期は見積もりや打ち合わせの段階で業者に確認しましょう。

【タイプ別】外構工事の期間

外構の主なタイプは以下の3つです。それぞれの特徴と工事の期間をご紹介します。

 

  • オープン
  • クローズ
  • セミクローズ

オープン

オープン外構とは、住宅の敷地を塀やフェンスで囲わない、もしくはそれらの高さが低い外構スタイルを指します。開放感がある一方、外から家の中が見えやすく、プライバシーの問題が発生するケースがあります。他のタイプと比べると施工量が少ないので工事期間は短い傾向にあり、目安は約1週間です。

クローズ

クローズ外構は、塀やフェンス、生垣、門などで住宅の敷地を囲い、住宅と道路の境界線が明確に分かる外構のことです。防犯性やプライバシーの保護に優れているメリットがありますが、視野が狭くなる、圧迫感があるといった点がデメリットとして挙げられます。

 

クローズタイプの工事期間は約3~5週間と長くなりがちです。構造物の数や敷地の広さによっては期間が延びる場合もあるため、引き渡しまでに間に合わせたい場合は早めに検討することが大切です。

セミクローズ

セミクローズ外構は、必要な部分にのみ塀やフェンスを設置するスタイルです。工事の費用を抑えながら、プライバシーや防犯対策ができるメリットがあります。セミクローズタイプの工期の目安は約1~3週間です。

【構造物別】外構工事の期間

外装工事の期間は、構造物の種類や数によっても左右されます。ここからは構造物別に外構工事の期間をご紹介します。

ブロック塀

ブロック塀は、クローズ、セミクローズの外構で使用されるケースが多いタイプの塀です。工事にかかる期間は約3~7日程度です。ただし、敷地の広さや設置個所によっては工期が長引く場合があります。

フェンス

家の周囲を仕切るために設置される構造物の1種です。デザインや素材が豊富で、それらによって工期は異なりますが、目安としては2~3日で比較的早めに工事が完了するため、人気があります。

門まわり

門柱や門扉の工期は約1日です。ただし、既製品ではなく特注をした場合は、素材やデザインを決めたり、発注したりする期間が必要となるため、約1週間かかります。

カーポート・駐車場

カーポートや駐車場作りにかかる期間は約1~3日です。ただし、駐車数やデザインによってはさらに日数がかかるケースもあるため、工期は事前に業者に確認を取りましょう。

植栽

住宅の雰囲気を良くしてくれるための植栽に必要な工期は、約1~3日ですが、範囲や植物の数によって大きく異なります。自治体によっては「最低緑地面積」という条例によって、植栽工事が必須となるケースもあるため、事前に確認が必要です。植栽を行う場合、植物の種類によって最適な時期が異なるため、その点についてもチェックしておきましょう。

外構工事は事前に必要な期間を把握しておこう

外構工事にかかる期間は、外構のタイプと構造物の種類、数によって大きく異なります。外構の工事が遅れてしまうと、ローンの審査に間に合わなかったり、プライバシーや防犯上の問題が発生したりする場合があります。そのため、 外装工事は早めに検討して、必要な期間を事前に把握しておきましょう。

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