外構フェンスを設置するメリットとは?デメリットと対処法も解説
外構工事で設置する家周りのフェンスは、セキュリティ対策やプライバシー性能の向上などさまざまな効果があります。本記事では、外構フェンスを設置するメリットをご紹介します。また、デメリットと対処法についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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外構フェンスを設置するメリット
フェンスを設置する主なメリットは以下の5つです。
- 防犯効果が高まる
- プライバシーの保護になる
- 防風・防音効果が高まる
- 外観をオシャレに見せられる
- 敷地の境界線が明確になる
防犯効果が高まる
家の周りにフェンスを設置することで、敷地内へ侵入しにくくなるため、防犯効果が高まります。防犯対策としてフェンスを設置する場合、低いものでは効果がないため、ある程度の高さが必要です。
プライバシーの保護になる
フェンスは外からの視線を遮るため、プライバシーの保護に役立ちます。庭や家の中でくつろいでいる様子や、洗濯物を見られるのが気になる方におすすめです。
防風・防音効果が高まる
フェンスには風や音を防ぐ役割もあります。交通量が多い道路が近い場所や、周りに遮蔽物がなく風が強く吹き付けてくる場合は、防風、防音に優れたタイプのフェンスを設置すると良いでしょう。
外観をオシャレに見せられる
フェンスのデザインは豊富で、建物の雰囲気と合わせることで外観をよりオシャレにできます。フックがかけられるメッシュフェンスは、植物を絡ませたりプランターを下げたりしてガーデニングを楽しめます。植栽のスペースがないという場合にもおすすめです。
敷地の境界線が明確になる
フェンスで敷地の周りを囲むことで、境界線を明確にできます。隣家との距離が近い、道路との境界が曖昧な場合は、フェンスで区切りトラブルを防ぎましょう。
外構フェンスのデメリットと対処法
フェンスを設置する場合、場所や種類によっては以下の問題点が発生する可能性があります。ここからはフェンスのデメリットと対処法をご紹介するので、外構工事でフェンスの設置を検討している人は参考にしてみてください。
- 日当たり・風通しが悪くなる
- 圧迫感を感じる
- 不審者の侵入に気が付きにくくなる
日当たり・風通しが悪くなる
フェンスを設置すると、日当たりや風の通りが悪くなるリスクがあります。フェンスと家の距離が近い場合、全く日がささなくなってしまったり、風を感じられなくなったりする可能性が高いです。また、高いフェンスは日光を遮りやすく、隙間のないフェンスは風通しが悪くなるため、設置する際はフェンスと家の距離、高さ、隙間の度合いも考慮して適切なものを選びましょう。
圧迫感を感じる
目隠しや防犯性の向上を目的としたフェンスは、背の高いものが多く圧迫感を感じる場合があります。ある程度高さのあるフェンスを設置する際は、事前にシミュレーションして圧迫感がないかチェックしましょう。また、全て高いフェンスで仕切るのではなく、視線が気になる場所だけしっかりと目隠しできるタイプを設置して、その他は隙間が大きく開放感のあるものを選ぶのもおすすめです。
不審者の侵入に気が付きにくくなる
フェンスは敷地内への侵入を難しくして防犯性を高める一方、不審者が敷地内へ侵入してしまうと格好の隠れ場所となってしまいます。そのため、防犯目的で高さのあるフェンスを設置する際は、隙間のあるものや半透明のタイプを選ぶようにしましょう。
外構フェンスは目的に合ったものを選ぼう
外構フェンスは防犯性の向上やプライバシーの保護、防音や防風に効果的です。また、建物の雰囲気と合わせることで、外観をオシャレに見せることもできます。一方で不審者の隠れ場所となってしまったり、日当たりや風通しが悪くなったりするリスクもあるため、フェンスを設置する際は、デメリットも考慮して目的に合わせたものを選びましょう。